この度、「第10回放射線治療品質保証講習会」を開催する運びとなりましたので、ご連絡させていいただきます。開催の詳細は以下を予定しております。
放射線治療において、治療計画で意図した線量が患者体内に正確に投与されているかを確認することは、治療効果の最大化と有害事象の低減のために極めて重要です。とりわけ体内線量分布の把握は、腫瘍制御と正常組織保護の両立を実現するうえで欠かせない要素となります。
その中で、in-vivo dosimetryは実際の治療過程を反映した線量情報を取得できる手法として注目されています。患者ごとの体動や解剖学的変化、装置特性など、計画時には捉えきれない要因を含めた評価が可能であり、より現実に即した線量分布の確認に寄与します。
現時点では、in-vivo dosimetryは一般的な日常業務として広く普及しているとは言えません。しかしながら、個別化医療の進展や治療の高精度化に伴い、毎回の治療を反映した体内線量分布を継続的に把握する重要性は今後ますます高まると考えられます。
本講習会では、in-vivo dosimetryの基礎から臨床応用までを体系的に解説し、今後の放射線治療における実践的な活用の可能性について理解を深める機会を提供いたします。ぜひご参加ください。
参加申込締め切りは2026年5月17日(日)を予定しております。
当機構HP(https://raqda.org/)の「教育・研究」より、ご参加登録をよろしくお願いいたします。
なお、本講習会は医学物理士認定機構業績評価点のコードG1/G2を申請中です。
*登録時には、正しくメールアドレスをご登録頂くよう何卒よろしくお願いいたします*
テーマ:「In-vivo dosimetryで実現する患者線量の“見える化”」
開催日: 2026年 5月 24日(日) 10 : 00 ~ 15 : 00
開催方法:オンライン開催、参加費:2000円
<プログラム>
10:00ー10:05 開始&開催注意事項説明(教育担当理事;広木先生)
10:05ー10:10 RAQDA代表理事挨拶(RAQDA理事長 橘先生)
10:10ー10:15 Opening Remark(教育担当理事;中島先生)
座長:中島先生
10:15ー10:55 1,「当施設におけるEPID based In-Vivo Dosimetry導入までの準備と運用」
松林史泰 先生(がん研究会有明病院)
10:55ー11:35 2,「東海大学における婦人科がん小線源治療の In-Vivo Dosimetry」
松元佳嗣 先生(東海大学医学部付属病院)
11:35ー12:20 休憩&昼食時間
座長:篠田
12:20ー13:00 3,「In Vivo Dosimetryを用いた治療前・治療期間QA―誤差検出を理解して臨床へフィードバックする―」
高津 淳 先生(順天堂大学)
13:00ー13:40 4,「陽子線音響技術を使った体内飛程検出に向けて」
松浦妙子 先生(北海道大学大学院工学研究院)
13:40ー13:50 休憩
13:50ー14:30 5,「核医学治療におけるDosimetry」
三輪建太 先生(福島県立医科大学)
14:30ー14:45 総合討論
14:45ー15:00 Closing Remark(教育担当理事;篠田)
閉会
