画像誘導高線量率密封小線源治療の郵送調査
ユーザーの声
当院のRALSシステムは2022年4月よりBRAVOS(Varian社製)に移行しました。以前使用していたRALSシステムとは治療計画装置も移送チューブも異なっているため、治療開始までの準備を入念に行ってきました。しかし、計算値と実測値の比較に関しては自施設だけでの評価が難しく一抹の不安を感じており、第三者的な評価を望んでいました。タイミング良く、RAQDAが実施している第三者郵送調査の存在を知り、即座に依頼しました。結果は合格であり、スタッフ一同とても安心しました。
京都大学大学院医学研究科
人間健康科学系専攻 総合医療科学コース
医療理工科学講座 医学物理学分野
中村光宏 先生
郵送調査の詳細
STEP1 申し込み・スケジュールの打ち合わせ
お申込み・お問い合わせは、販売代理店の株式会社千代田テクノル様へご連絡ください。その後、当法人より調査スケジュールを決定するための事前打ち合わせのご連絡をいたします。
※ 申込・発注後1ヶ月後以降で調査日を調整します
※ STEP2からSTEP4は1週間程度、報告書は返送していただいてから1か月程度でお送りします。
【販売代理店】株式会社千代田テクノル
〒101-0021東京都千代田区外神田2-16-2第2DICビル6F
Tel :03-3252-1691Fax :03-5297-3863
STEP2 調査セットの送付
ポリマーゲル線量計とその専用ファントム、およびマニュアルを恒温ボックスに入れ、貴施設に送付します。
(調査セット内容)
① 小線源用ゲルファントム 1個
② ガラスバイアル(キャリブレーション用) 2本(大)、1本(小)
③ 長方体タフウォータファントム 1個
④ 温度記録用ロガー 1個
⑤ 保冷剤 2個
⑥ 各種書類一式(マニュアル、記録用紙、配送伝票2枚)
恒温ボックス(発泡スチロールボックス)
小線源用ゲルファントム
ガラスバイアル(キャリブレーション用)
長方体タフウォータファントム
温度記録用ロガー
保冷剤
STEP3 施設での照射
IGBTプロセスを総合的に評価するために、小線源用ゲルファントムに対してCT撮影、治療計画、照射のプロセスを実施していただきます。
STEP4 調査セットの返送
照射後の調査セットをMR撮像施設へ返送していただきます。
STEP5 解析
線量データの読み出しは、3TMRI装置を利用し、事前に精度確認済みのMRシーケンスでの撮影を実施します。線量分布の解析には、SimpleIMRTAnalysis(トライアングルプロダクツ製)を利用し、ガンマインデックスによる評価(5%/3mm、20%閾値)で、95%を許容値として評価します
STEP6 調査結果の報告
各施設から郵送調査セットが返送されてから1か月程度で調査結果の報告書を送付します。