当法人、一般社団法人放射線治療品質保証研究開発応用機構(Radiotherapy Quality assurance organization for Research, Development & Application: RAQDA)は令和2年1月に、放射線治療の品質保証技術の研究開発の促進を目的とし設立され、4年が経過しました。
当法人では、世界に先駆けて、三次元ゲル線量計を利用した高線量率画像誘導小線源治療(Image Guided Brachytherapy, IGBT)の線量及び線源位置を検証する第三者評価サービスを令和4年4月より開始しています。2024年4月の現在までに多くの医療機関で実施して頂き、放射線治療の品質管理の一躍を担うことができていると考えています。また、2022年11月より始めた放射線治療品質保証講習会では、最先端の放射線治療技術・品質管理に関する情報を発信し、医療機関をはじめとした皆様の臨床業務の一助となれるよう、努めて参りました。このようなRAQDAの活動は個人からの会費、協賛企業からの協賛金や寄付などで運営されております。
今後もRAQDAの運営を通じて、本国における放射線治療の品質保証の発展と均てん化に貢献できるよう積極的な活動を進めていく次第です。私は、第三代代表理事として、その職責に邁進いたします。何卒、今後ともご指導ご鞭撻の方をお願い申し上げます。
臼井 桂介
令和6年4月1日